
以前、フィリピン人の同僚に「関係代名詞は名詞の補足説明をする働きで、人ならwho、モノならwhich、thatは人・モノどちらでもいい」とどんな文法書にも書いてあることを説明したら、”Wow! I didn’t know that! Japanese people’s approach to English is so scientific!” (へー!知らなかった!日本人の英語アプローチは科学的だね!)と言われました。
私は逆にこうした知識がなくてもイマージョン教育(全教科を英語で学ぶ)で英語を習得したフィリピン人がうらやましく感じました。実際、彼はふだんの会話で関係代名詞をふつうに使っています。
それはさておき、学校で関係代名詞が出てくる頃から英語が苦手になったという日本人が多いです。それは「関係代名詞」という文法用語に惑わされているから。本当はとてもシンプルです。
関係代名詞の「代名詞」というのはhe/she/it/theyといった言葉のこと。「関係」というのは二つの文をつなぐandのことを指しています。
・I have a friend who speaks 5 languages. (5カ国語を話す友達がいます。)
=
・I have a friend and he/she speaks 5 languages. (友達がいます。そしてその人は5カ国語話します。)
上記二つの文は同じ意味。
who=and he/she
これが関係代名詞の正体です。
実際の英会話では関係代名詞を使わなくてもコミュニケーションできますので、初級レベルでは無理して使わなくてもOK。単文を重ねていきましょう。中級レベルになったら表現の幅を広げるために少しずつ使っていきましょう。ここまでがスピーキングの話。
リスニングの場合、相手はふつうに使ってきますので英語の順序で理解できるようにしておきましょう。以下のように解釈してください。
・I have a friend (友達がいます)
who (誰かというと。。その人は)
speaks 5 languages.(5カ国語話せる)